お肌のゴールデンタイムは本当にある?美肌を作るための睡眠について


ネイリストの仕事は、マスクをしながら作業をすることもあります。長時間マスクをしていると、蒸れて肌が荒れたり、ニキビの原因になったりすることもあります。また、化粧品も、肌に刺激を与えます。美容に関する職業であり、肌トラブルと隣り合わせの仕事内容だからこそ、美肌にはこだわりたいですよね。

肌には「ゴールデンタイム」と呼ばれるものがあります。この時間帯に睡眠をとると、荒れた肌が修復されやすいといい、美肌に繋がるとされています。でも本当に、お肌のゴールデンタイムは存在するのでしょうか?

 

肌のゴールデンタイムはなぜ22~2時なの?

美肌を目指すためには、「成長ホルモン」の分泌が欠かせません。

肌のうるおいを保つために肌の水分をキープする、肌のターンオーバーを促進し新しい肌に生まれ変わらせる、肌のハリを保つコラーゲンやケラチンの生成を促す、シミやシワを防ぐなどの働きをするのが成長ホルモンです。成長ホルモンは別名「若返りホルモン」とも呼ばれ、昼間に紫外線や化粧品でダメージを受けた肌を、眠っている間に修復してくれるのです。

この成長ホルモンが22~2時に沢山分泌されると言われ、「肌のゴールデンタイムは22~2時」というのが定番となりました。

 

美肌を作るなら、入眠時間よりも睡眠の質が大事

今までは、成長ホルモンは22~2時に沢山分泌されると言われていました。しかし今では、この時間帯に成長ホルモンが分泌されるという説には医学的根拠がなく、信ぴょう性は薄れているようです。

でも、この説は全くの誤りというわけではありません。成長ホルモンは入眠時間に関係なく、眠り初めの3時間に分泌されることが分かってきました。規則正しい生活を送るということは、美容でも健康でも重要なことですが、そうなると必然的に22~2時には眠りについていることでしょう。美容と健康に気を遣って早寝早起きを実践しているのであれば、22~2時は間違いなく、肌のゴールデンタイムと言えるでしょう。

美肌に必要なのは、入眠時間ではなく、質のいい睡眠をとることです。せっかく早寝早起きをしていても、質の悪い睡眠では、成長ホルモンがしっかりと分泌されないためです。何時に寝るかではなく、どうやって質のいい睡眠をとるかを気にした方がいいでしょう。

 

良質な睡眠を得るために行うこと

3-1.入眠後3時間は眠り続ける

成長ホルモンを分泌させるには、入眠後3時間までの間にぐっすりと眠り続けていることが大切になってきます。浅い眠りでは、何かの拍子にふと目覚めてしまうことがあるかもしれません。そうなると、成長ホルモンの分泌が途切れ、肌の修復・再生が十分にできなくなります。そのためには、しっかりと3時間は眠り続けなければなりません。

 

3-2.深い睡眠をとる

深い睡眠をとるには、メラトニンという物質が重要になってきます。メラトニンは、体温・脈拍・血圧を下げ、体を自然と眠りに誘う働きをします。

メラトニンは明るい昼間は殆ど分泌されず、夜の暗い時間帯になると沢山分泌されるようになります。しかし現代人は、昼も夜も関係なく明るい光を浴び続ける生活をしています。特に問題視されているのが、パソコンはスマートフォンなどの電子機器の明かりです。それらの電子機器から出ているブルーライトが原因で、脳が昼間だと勘違いしてしまい、メラトニンの分泌量が減ってしまいます。メラトニンが十分に分泌されないと、眠気が起こらず、なかなか寝付けず、睡眠も浅くなってしまいます。それを防ぐためには、眠る1時間前には電子機器の画面を見ないようにしましょう。

 

3-3.トリプトファンを摂る

メラトニンの分泌量を増やすには、食事も大切になってきます。メラトニンを増やすには、必須アミノ酸であるトリプトファンを多く含む食べ物を意識的に摂るようにしましょう。

トリプトファンが体内に入ると、セロトニンという物質に変わり、その次にメラトニンになります。トリプトファンは、メラトニンの材料になるのです。

トリプトファンは、バナナや乳製品、大豆製品、鶏卵、魚卵、肉、かつお節、アボカドなどに多く含まれています。

また、トリプトファンを体内でセロトニンに合成するには、炭水化物とビタミンB6が必須になってきます。最近は糖質制限などで炭水化物をあまり摂らないという人も増えていますが、美肌を作るためには炭水化物は必要不可欠です。炭水化物は白米やパンなどに多く含まれています。ビタミンB6は魚類、バナナ、豆類などに多く含まれています。

バナナはトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6の3種類全てを含んでいるので、良い睡眠を摂りたい場合にはとてもおすすめの食べ物です。バナナは手に入りやすいので、毎日食べるのにぴったりです。

 

3-4.自律神経のバランスを整える

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経が優位になると興奮し、副交感神経が優位になるとリラックスします。日中は交感神経が優位になっていますが、夕方以降に副交感神経が優位になり、精神をリラックスさせることで、うまく寝つけるようになっています。

ところがこのバランスが崩れると、夜中になっても交感神経が優位になっていて、なかなか寝付けなくなってしまいます。

自律神経が乱れる原因は、ストレスや不規則な生活など、様々です。パソコンのブルーライトも、交感神経を優位にさせる原因になります。メラトニンの分泌量を減らす原因にもなるパソコンやスマートフォンは、眠る直前には使わないのが一番です。

 

3-5.入浴は就寝60~90分前に

人の体は、体温が下がるとスムーズに入眠しやすくなります。メラトニンには、体温を下げる働きがあるというのは、前述したとおりです。

もし入眠の直前に入浴してしまうと、体温は上がり、脈拍は早まり、血圧も上がってしまいます。気分的にはリフレッシュできていいのですが、体の方は動きが活発で、興奮状態になっています。

入浴する時は、就寝時間を考慮して、眠る60~90分前にするといいでしょう。

 

まとめ

 

美肌を妨げるものが、現代人の周りには沢山あります。しかし、それさえ気をつければ、美しい肌を手に入れることはそんなに大変なことではありません。

良い睡眠をとれるように、生活を見直してみてください。

 


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